- カセットボンベ式発電機とポータブル電源の導入
- 所有しているJackeryのモデルと、最近の競合製品について
- 普段は発電機より使いやすいソーラーパネルも購入
- 太陽光発電による充電は意外と早い?
- ソーラーパネルは環境と置き方で発電効率が大きく違う
- ソーラーチャージャーは冬の利用が良さそう
- ポータブル電源同士で電力を融通するときは直流で
- 災害対策としては容量と出力は物足りない
1.カセットボンベ式発電機とポータブル電源の導入
停電(主に災害時の)に備える必要があるなぁということが頭の片隅にいつもありました。 長い間何もしないまま過ぎ、具体的な行動に移したのは2020年でした。
順番としてはまずカセットボンベ式の発電機を購入しました。
カセットボンベを定期的に使うのでストックがあっても持て余す心配がないこと、2人暮らしなので多少ならカセットの置き場は確保できること、災害時はカセットコンロそのものも役立つであろうこと、集合住宅だけど庭があるので発電機を動作させるスペースがあることが購入に踏み切った理由でした。
しかし発電機だけでは実用的でないため蓄電池が必要だろう、ということでポータブル電源を購入したのでした。
2.購入したJackeryのモデルと最近の競合製品について
発電機とは関係なくポータブル電源をいつか買うべきだなぁということも、随分前から思ってはいました。やはり災害への備えをイメージしてのことです。
Jackeryのポータブル電源がまだAnkerやEcoFlowなどの競合製品よりも存在感を発揮していた頃、そろそろか?ということで購入したのが Jackery 700 (容量192000mAh/700Wh)とJackery 400 (容量112200mAh/400Wh) の2つです。それぞれ62,243円と34,943円でした。6年前なのでさすがに安いです。
1つだと充電中に使いづらいので使い勝手が良くないだろう。でも同様量のものが2つも要らないだろう、という感じでした。
重さはそれぞれ4.1kgと6.3kgです。
どちらも古いモデルでJackery 700はすでに販売終了。現在は似たような仕様の708というモデルがあります。
最近はその708と同じような値段で1000~1500Whのモデルを買えるようです。重さや大きさで判断する感じでしょうか。
JackeryではなくEcoFlowなら1000whでも5~6万円で買えるようです。ただしちょっと重そうですし、そのためか片手ではなく両手でデザインのようです。
Jackeryは1000whのモデルでも大きなハンドル一つです。10kgは重いとは思いますが、片手で持ち運べるのはポータブルというかキャンプなどに行く人には良いのかもしれません。
Jackery 400はもちろん、700は結構持ち運びやすいと感じています。 ただ我が家では持ち運び重視ではないので、今購入するなら1500whみたいなモデルでも良いかもしれません。
3.普段は発電機より使いやすいソーラーパネルも購入
これらを充電するための電源として 「Jackery SolarSaga 100 ソーラーパネル 100W ETFE」も購入しました。
いつか書くかもしれませんがカセットボンベ式の発電機は出力が大きく安定するし便利なものの、それなりにうるさいのです。
昼間に庭で稼働させる分には苦情が来るようなレベルではありません。実際にクレームはなかったし、マンションの管理人さん曰く私が心配するほどの音には感じなかったようです。窓を開けていなければそれほどうるさくないのでしょう。確かに近所でやっているリフォームの工事の方がうるさく感じます。
ただ自分が気になるし、ガスボンベを結構消費します。 やはりガスボンベは本当に非常時のため、という感じです。
その点、折りたたんで持ち運べる大きさのソーラーパネルなら気軽に使えそうなこと、単に面白そうであることからソーラーチャージャーを購入しました。
ソーラーパネルは「もし使えたらラッキー」くらいの考えだったと思います。 ただやはり庭があるためパネルの置き方はいろいろ試行錯誤しやすいのでは?と考えた記憶があります。
このソーラーチャージャーは当時発売されたばかりだったので値引きなしの34,800円でした。最近はAmazonだと頻繁に2万5千円未満まで値引きされているようです。
4.太陽光発電による充電は意外と早い?
ひとしきりテストして満足してからは、たまに思い出したように使ってみるだけでポータブルバッテリーもソーラーチャージャーも普段は放置状態です。
最後に使ったのは少なくとも数年前であり、実は5年使ったとは言えないのが実態です。購入し開封してから5年以上経過したというのが正解です。
あまりにも時間が空きすぎたのでフル充電での放置はバッテリーにも良くないか?ということで一旦全部使いきることにしました。
まずスマホやタブレットなどの充電に集中的に使うことで何日かかけて空にしました。
空になったポータブル電源の充電にソーラーチャージャーを使ったのですが、天気が良かったせいか日照時間の短い冬であるにもかかわらず結構なスピードで受電することができました。
さすがに1日でフル充電とはいきませんがJackery 400なら2日、Jackery 700でも3日あればフル充電できる感じです。
庭の軒先にソーラーチャージャーを吊るし、近くにあるエアコン室外機の上にポータブルバッテリーを置いて充電させています。見づらくてすみませんが、下の写真のような感じです。

このとき午前、昼、午後でパネルの向きを調整してあげることが重要です。
うまくやると午前は平均で30~40W、昼は60W前後、午後も30~40Wくらいの電力になります。
ここで言っているのはポータブル電源のモニターに表示されるINPUTの値です。ソーラーチャージャー側の純粋の出力はもう少し高いのでしょう。
この角度調整をやらないと発電効率が半分以上は落ちます。角度を調整しない場合は、昼間の一番日差しが強いときの太陽の位置(真南)に合わせて固定するのが良さそうです。
Jackery 400の容量は400Wh。ソーラーチャージャーの出力が平均で40Wだとすると割ると40で割ればよいので10時間です。1日に充電しているのが5~6時間なので計算が合います。
Jackery 700は容量700Wh、同様に計算すると17.5時間なので、やはりそんなものでしょう。
5.ソーラーパネルは環境と置き方で発電効率が大きく違う
問題があるとすると私のように吊り下げる方式では風でパネルが揺ることです。これが発電効率を大幅に悪化させるので、私のやり方だと風が弱い日しか実用的な充電はできません。
実は外に出すのが面倒なので2重サッシの窓と窓の間にパネルを置いて充電したこともあります。
ペアガラスを1枚はさむとかなり効率が落ちること、またパネルの角度が限定されることから、たしか出力は最大で20w未満だったと思います。
2重サッシの室内側にソーラパネルを置くと、一番条件の良いときで10W程度でした。
6.ソーラーチャージャーは冬の利用が良さそう
2台のポータブル電源は古くなってしまったので、どのみち今後長く使えない可能性が高いです。
使わないのももったいないので充電に適した日差しが続く冬の間はソーラーチャージャーで充電しつつ、スマホなどの充電に使おうと思います。
ちなみに雨の多い季節は充電に向かないので充電に適しているのは冬か夏だと思います。
ただ最近の夏は暑すぎてポータブル電源を外に出しておくのもどうかという感じです。 消去法で涼しい季節、そして雨が少ない季節ということで冬です。 晴れが続く今年の冬はもってこいです。
7.ポータブル電源同士で電力を融通するときは直流で
片方のポータブル電源からもう片方のポータブル電源を充電させてみました。このとき何を思ったのかAC(交流)のコンセントにACアダプターを接続し、それをもう片方のポータブル電源の入力に挿しました。
当然と言えば当然ですがDC→AC→DCと変換するたびにエネルギーの損失が生じるため、非常に効率が悪かったです。


写真のように89Wの出力に対して入力は78Wなので、損失は余裕で10%を超えています。
本来は直流同士でも電力を融通できるよう(?)シガーソケットが用意されています。これで試したところ、出力40Wに対し入力40Wと、ほとんどロスがないことが確認できました。

これができると片方のポータブル電源をガスボンベ式発電機やソーラーチャージャーで充電している間、家の中でもう片方のポータブル電源を使って電気製品への電力供給が可能なります。
8.一時的には良いが災害対策としては容量と出力は物足りない
元々は「災害等で停電になった際にUPSでできる時間稼ぎおm大したことがない」というのが、ポータブル電源を購入した一番の動機でした。系統電力がダメになったらポータブル電源とUPSをつなごうと考えたのです。
なぜならNASのファイルをそのままPC上で編集していたりするので、ファイルを保存してアプリを終了しNASをシャットダウンするまでに結構時間がかかりそうで心配だったのです。
この用途ならJackery 700でも十分に役立ってくれそうです。
問題は長時間停電しポータブル電源で生活家電に給電したくなったときです。
近年の猛暑がやっかいです。Jackery 700でも出力は500W 瞬間最大1000Wということで、窓掛けタイプの小さいクーラーもまず使えません。最近の夏はクーラーが無ければ死んでしまいます。
ポータブル電源と扇風機だけで過ごすくらいならどこかに避難した方が良いと思います。
ちなみにJackery 700を購入してから実際にUPSへの電力供給が途絶えたことがあります。しかしその際はUPSの接続を間違えていてNASも落ちてしまったので、せっかくのポータブル電源も意味がありませんでした。幸いにもファイルの破損等ありませんでしたが。
UPSのテストはしっかりやっておいた方が良いです。
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