昇降式デスク(スタンディングデスク)GeekDeskを購入した話
昇降式デスクがお勧めであることを前の投稿で説明しました。
参考:長時間パソコンに向かう人には電動の昇降式デスク(スタンディングデスク)がお勧め
ここでは2013年末頃から現在(2019年)まで使っている昇降式デスク“GeekDesk”を購入したときのことを書きます。
ただしGeekDeskがベストと言いたいわけではありません。というか、GeekDeskしか使ったことがないので、比較できません。
→その後、これまた自宅で働く家内用にFlexiSpotのデスクを買いました。やはりそちらの方が安いし、大きくGeekDeskに劣るとも感じません。
これから購入するのであれば、国内で製造・販売、または正規に輸入・販売されているものをお勧めします。後述しますが、GeekDeskとかなりそっくりな特徴を持つものもAmazon.co.jpで販売されています。
1.GeekDeskを購入するまで
「長時間座るのは健康に良くない」という説は以前からよく目にしていました。
仕事の内容によってはどうしても眠くなりやすいこともあるので、そういうときに立ったまま仕事ができると眠気に負けにくいという期待もありました。
ただし「ずっと立ったまま」は無理だと思ったので、必要に応じて上下する机が欲しいと思っていました。
しかしその頃(2012年~2013年頃)、昇降式デスクは一般的でなく、特に日本ではほぼ製造・販売されていませんでした。手頃な価格で購入可能なほぼ唯一の選択肢がカナダのGeekDeskだったのです。
そのためずっとGeekDeskには目を付けており、日本での販売を検討しているという記事を目にしたこともありました。しかし続報がないのでしびれを切らし、GeekDeskにメールで聞いてみました。
「日本国内での発送は実現するにしてもかなり先のことだ」のような回答だったので、これ以上待てないということで、カナダからの購入に踏み切りました。
窓口はカナダにしかなかったのですが、メールのレスポンスは良好で、あまりストレスは感じませんでした。
2.GeekDeskのフレームを購入
GeekDesk購入の決め手となったのは「価格」のほか「幅の広い机が実現する」ということだったと記憶しています。
もともと幅120cmの机にモニターを3台並べていましたが、机の上が狭く、より広いスペースを確保できる机が欲しかったのです。
GeekDeskはもともと自分で組み立てるものであり、天板付き、天板ぬきのセットを選択できるようになっています。
サポートに問い合わせたところ、「日本に送ることができる天板は小さなものだけ」ということだったので、天板ぬきのセットを購入することになりました。フレームだけなら、幅の広い机用のものを発送してもらえるということでした。
購入したのは”GeekDesk v3”の「 large frame (no desktop)」(要は大きなフレームで天板無し)、です。GeekDeskのWebサイトを見ると、同じモデルがまだ販売されていました。
参考:https://www.geekdesk.com/sit-to-stand-adjustable-height-desk-v3
発送も到着もスムーズだったように思います。費用は送料込みで$839でした。
3.天板用の板を購入
さて天板をどうするかですが、「机用の天板」で探しても、デザインや品質にこだわった高価なものばかりでした。
大きな板を積める車を持っていればホームセンター等で板を購入しても良かったのですが、そもそも車がありません。
これについてはGeekDeskのサポートもメールでアドバイスをくれていました。
People have made very nice hardwood tops. We have also seen tops from doors, mdf, or plywood, and many people have purchased tops from local retailers.
(皆さん素敵な天板を作られています。ドア、MDF(medium density fiberboard)、ベニヤなどでできた天板もありましたし、多くの人が地元の小売店から天板を購入されています。)
「ドア」と書かれていたので、なるほどと思い、ドアの板を販売している業者を探すことにしました。
そして目にとまったのが「キャンドールインテリア」というお店でした。リフォーム用に木材だけでも販売してくれます。
参考:キャンドールインテリア
2400mm×900mmで14000円未満ということだったので、大きさも価格も適当です。これを1600mm×800mmにカットしてもらいました。
当時の商品ページがまだ閲覧可能なのでリンクを貼っておきます(このページからはもう購入できないようです)。
参考:https://item.rakuten.co.jp/auc-can-doll/10003048/
カットしただけだと危ないので、3辺は角を取って丸くする「ボウズ面」という加工をしてもらいました。
塗装は「ダークウォルナット」を選択しました。防水や撥水などの特殊な塗装ではないのですが、現在のところ特に汚れることもなく、購入したときの状態を保てていると思います。
これで送料込みで14,154円です。
この板は今でもかなり良い選択だったと思っています。
今調べてみると当時のドル円のレートは103円ほどだったようなので、GeekDeskそのものと合わせると約10万円でしょうか。
気軽に購入できる価格ではありませんでしたが、とにかく毎日使うものなので奮発しました。
それまで使用していた机(1200mm×800mm)は、同じ仕事部屋で家内が使うことになりました。
今回はここまでです。
GeekDeskのパーツと天板を組み立てる様子も別途紹介します。
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