長時間パソコンに向かう人には電動の昇降式デスク(スタンディングデスク)がお勧め
仕事で1日中パソコンに向かっていると、長時間座りっぱなしになり勝ちです。体にも良くありません。立ってまま仕事をしたら良い、という説もありますが、立ちっぱなしもつらいものです。
そこでお勧めなのが昇降式デスク(スタンディングデスク)です。机の高さを自由に変更可能な昇降式デスクが普通に購入できるようになってきました。
日本のamazonで「昇降式デスク」と検索すると、多数の商品が並んでいます。
→最近は「スタンディングデスク」の方がたくさんヒットするかもしれません。
特にモーターを内蔵し、ボタンを押すだけで上下する昇降式デスクがかなりお勧めです。自分でも5年以上使っていますが、良い買い物だったと思っています。
- 昇降式デスクの特徴/機能
- 昇降式デスクを勧める理由1:座りっぱなし(立ちっぱなし)を回避
- 昇降式デスクを勧める理由2:机の上が(比較的)綺麗かつ安全に
- 昇降式デスクを勧める理由3:急に座れなくなったときに便利
- 昇降式デスクを勧める理由4:運動しながら仕事が可能
実際に購入して使っているGeekDeskの話はこちらから→「昇降式デスクGeekDeskを購入した話」
1.昇降式デスクの特徴/機能
椅子に座った状態、立った状態に合わせて天板の高さを自由に変更できる。これが最大の特徴です。
高さを変えるたびにボルトを緩めたり締めたりする必要があるもの、ハンドルを回して高さを変えられるもの、ボタンだけで高さが変わる電動式のもの、また中には気に入った高さをメモリに複数記憶し、それこそボタンを1度押すだけで座った位置や立った位置に最適な高さに上下するものもあります。
一番お勧めなのは電動式のものです。位置を記憶できるタイプは多少価格が高くなりますが、それを許容できる人にはお勧めです。
個人的にはこのメモリ機能が無くても困っていません。むしろあっても使わなくなっただろうと思うこともあります(理由は別の機会に説明します)。
このような机を「スタンディングデスク」に含めて分類することもあるようです。
ただし単純に「スタンディングデスク」だと、本当に立った状態でしか使えない、高さを変更するのは大変、という机も多数含まれるので、やはり「昇降式デスク」で探した方が良さそうです。
2.昇降式デスクを勧める理由1:座りっぱなし(立ちっぱなし)を回避
昇降式デスクは長時間座りっぱなしは健康に良くない、腰が痛くなる、といった理由で使われることが多いようです。お勧めする最大の理由もここにあります。
純粋なスタンディングデスクでも良い、という人も居るかもしれません。ですが、立ったままというのは、それはそれで要するに「立ち仕事がつらい」という人と同じ状態になってしまいます。
特にパソコンに向かって仕事をするような人の場合、単に立ちっぱなしではなく、「微動だにしない立ちっぱなし」になってしいやすいので、お勧めしません。体のいろんなところが痛くなります。
立ちっぱなしでも、意識して体を動かせる人は、スタンディングデスクでも良いかもしれません。ですが、私はそれでは駄目でした。いつでも上下可能な机にして大正解でした。
座りっぱなし、立ちっぱなしを回避するためには、ある程度の頻度で机を上下させる必要があります。このとき、手動式では結構大変です。やはりボタン1つで上下する電動の昇降式デスクをお勧めします。
3.昇降式デスクを勧める理由2:机の上が(比較的)綺麗かつ安全に
座った状態から立った状態に合うよう机の天板を上昇させるということは、身長や好みにもよりますが、50cm前後は上昇するということです。
もちろんあまり危険ではない程度のスピードで上昇しますが、机に置かれている物が倒れたり、転がったり、またモニターのケーブルや電源コードのようなものに引っ張られて落ちる、倒れる、壊れる、ということが起きないよう、注意が必要です。
電源コードやモニターのケーブルなどは、かなり余裕を持った長さにしておくことが重要です。もちろんあまり長すぎても逆に危険です。
こうしたことを考えるようになるため、比較的机の上を整理するようになると思います。
(慣れてくると物がたくさん載っていても上下できるようになってくきますが、それはそれで注意が必要です。)
4.昇降式デスクを勧める理由3:急に座れなくなったときに便利
「ぎっくり腰になったけど、スマホではなくパソコンを使わなければならない」、といったときに便利です。というか滅茶苦茶救われました。
このほか、なんらかの理由で座りづらいということはあると思います。急にそうした状況に陥ることは稀ですが、それでも(というかそれだからこそ?)仕事への影響を軽減できるのは大きなメリットと考えています。
いざ困ってから立った状態で使える机を用意するのでは間に合いません。
座ることができない状態でも、ボタンを押すのは可能です。その意味でも、ボタン1つで上下する電動式であることは重要です。
5.昇降式デスクを勧める理由4:運動しながら仕事が可能
多くの人にはどうでも良いことかもしれませんが、運動しながら仕事ができるようになります。
もちろん机の寸法や高さの上限にもよりますが、立って仕事できるようになっているものなら、おそらく大丈夫かと思います。
私が購入したGeekDeskの場合、マグネティックバイクを漕ぎながら、また極端なケースですがウォーキングマシン上で歩きながらパソコンに向かうことも可能です。
いずれも実際にやってみました。調べものをする、資料を読み込む、といったときに便利でした。
「歩きながらだと考えがまとまりやすい」ということがあると思います。でも「離席はできない」というときにも良いと思いました。
ただし、仕事部屋にスペースがあまりなく、これらの健康器具をセットしたりどけたりするのが面倒になってしまったので、最近はほとんどやっていません。
机のすぐ近くにこうした器具を置いておけるという場合には、結構お勧めです。
この他にも、高くしておくと机の下にもぐりやすく、PCの配線をいじるときなどに便利です。
実際に購入して使っているGeekDeskの話はこちらから→「昇降式デスクGeekDeskを購入した話」
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